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2号機RZ350 ~ウオーターポンプ、オイルポンプシール組付け方向~

2号機RZ350 ~ウオーターポンプ、オイルポンプシール組付け方向~

「35歳からのRZ」さんから、上記オイルシールの組み付け方向について問合せがありましたので、回答いたします。
画像掲示板 35歳からのRZさん

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/b1/f5/icarus777z/folder/1157954/img_1157954_35742354_1?1206844535

[http://blogs.yahoo.co.jp/icarus777z/35742354.html RZ250/4 ウオータポンプ] にある、2のベアリングの方向がわからないです???
片側がラバーシールドになっています。
現在クランク側にラバー面を向けて組みましたが
正しかったのか不安です。
3のシールはインペラ側にwatersideで組みましたが、
それでよかったのでしょうか?

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/b1/f5/icarus777z/folder/1157954/img_1157954_35743637_0?1234242398

それとオイルポンプ周りもなのですが
[http://blogs.yahoo.co.jp/icarus777z/35743637.html RZ250/6 オイルポンプ]にある、21のシールも同様にわかりません。
ギア側にスプリングが見える面、で組みましたが...

オイルシールやベアリングの方向って何か決まり事が
あるのでしょうか。外してすぐ組み付ける時は、
覚えていても、塗装や加工などで時間があくと、
はて、どっちだっけ?となる事がよくあります。
もともとアホなので、メモでもしとけばよいのでしょうが
理屈がわかってれば楽かなぁと思いまして。
サービスマニュアルにも載ってないですし。

シール組付け方向の回答


▼4U0、RZ350用ですが、250も同じです。
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▼ウオーターポンプ回りをバラシます。BRGは掴み所がないので、こうやってケースを軽く叩くと出てきます。慣性を利用したテクニックです。何故出てくるか考えてみて下さい~
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▼外した部品類。
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▼ウオーターポンプシールをクランク側から見る。シール背面が見えています。前面は外側ですね。
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▼オイルポンプギア回りもバラシます。
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▼シール部を拡大してみます。こちらもクランク側がシール背面ですね。
イメージ 6


シールは、背面側でオイルをシールする様になっていますのでこの組み付け方向で正しいと思われます。
前側にはダストシールなどが付いていてダブルリップになっているものもありますが、やはり背面側がオイルをシールする側になっています。
ウオーターポンプ側は車ですとメカニカルシールとなっていて構造が異なります。

分解するときはデジカメで撮影しながら作業するといいです。
撮影しない場合はメモを取りながらばらしたり、構造を考え理解しながら作業するといいです。

不明点があればさらにコメにてお問合せ下さい。

シールの表裏と密封側

文字面がシールの表側で、密封する液体は通常シールの背面側にあります。
http://www.nok.co.jp/seihin/oil-seal.html
http://www.nok.co.jp/4_1d.html
イメージ 7



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RZ系エンジン オイルポンプ シール確認

RZ系エンジン オイルポンプ シール確認

RZ、SDRなどのオイルポンプは、組立ミスによりエンジンが焼き付く等の理由で分解を推奨していなうようで、パーツリストに部品単品設定もありません。
一方SDRのオイルポンプはRZのオイルポンプと非常に良く似て居ます。
皆さんいろいろ苦労されているので、再度RZのポンプを調べてみました。

▼左、大シール、右、小シール。大シールはSDRと共通。小シールのはまっているケースの内径はΦ9.2です。
イメージ 1


▼RZオイルポンプの小さいオイルシールのプランジャロッド径はΦ4.0、シールのはまっているケースの内径はΦ9.2で、おそらくSDRのシールと同一品と思われます。
イメージ 2



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10 RZ350オイルポンプ混合比チューニング ~実走テスト準備~

10 RZ350オイルポンプ混合比チューニング ~実走テスト準備~


昨日、オイルポンプの混合比をチューンした、全閉時耐焼付き性の改善について検討しました。
 9 RZ350オイルポンプ混合比チューニング ~耐焼付性の改善~
その結果、全閉時ストロークを0.2mmから1.0mmへUPし、コーナー侵入時のアクセル全閉時のオイル供給をUPさせることにしました。
ストローク1.0mmで混合比約40:1です。
早速作業開始します。

▼ポンプ プランジャロッド回り。先端に付いてる大きなストッワッシャと、ロッドとの間にはいってるシムワッシャが見える。このシムワッシャの厚さを厚くするとオイル吐出量が増える。
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▼全閉時のストロークを測定する。キックレバーを回しクランクを回し、ロッドを突き出さす。一番前に出たところでクリアランスをシックネスゲージで計る。実測0.2mmだった。OK。
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▼アクセルを全開にし、最大ストロークを計りたいが、ノギスも入らない。
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▼さらにアクセルワイヤーを引っ張るか、プリーを回して、プーリーに付いてるストッパーの突起を手前に持ってくる。これで測定できる。実測2.2mm
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▼現状を測定し終わったらロッド先端の8mmのナットを外してワッシャを取り出す。
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▼取り出した部品。左から市販の5mmワッシャ。厚さ0.8mm。中、純正シムワッシャ。このポンプには0.7mmが入っていた。右、ストッパワッシャ。今回は市販の0.8mm厚のワッシャを使う。
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▼シムワッシャを入れ、組み付けしてゆく。
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▼アクセル全閉時のストロークを測定する。隙間が増えたので、ノギスで測る。目標値1.0に対して実測1.1mm。OK。完成っす。
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さぁ、これで、ノーマル混合比17~196から、17~40に濃くなったはずです。
では実際に走ってみてフィーリングをチェックしてみたいと思います。


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9 RZ350オイルポンプ混合比チューニング ~耐焼付性の改善~

9 RZ350オイルポンプ混合比チューニング ~耐焼付性の改善~




■関連リンク
RG250Γ サービスマニュアル
オイルポンプ内及びホース内のエア抜き CCISオイル消費量の測定

体積効率100%(シリンダ容積分100%の空気が入るということ)で混合比は全開17.0~全閉196の値を取ることがわかりました。

急激なアクセルオフ時の耐焼付性を改善するため、タンクに満タン時100ccほどオイルを入れています。ポンプの構造が分れば、混合油を併用しなくてもポンプの改造だけで全閉時の混合比を濃い目にセットすることができます。
RZ250のポンプも250の排気量に合わせて吐出量が絞られているようなので混合比のセット自体は同じと思われます。これについては別途確認します。
以下に全閉時混合比を濃くする検討結果を示します。

ポンプストローク  混合比
   2.3   17.0
   2.2   17.8
   2.1   18.6
   2.0   19.6
   1.9   20.6
   1.8   21.7
   1.7   23.0
   1.6   24.4 ←レース用混合油セット値
   1.5   26.1
   1.4   27.9
   1.3   30.1
   1.2   32.6
   1.1   35.5
   1.0   39.1
   0.9   43.4
   0.8   48.9 ←一般混合油セット値?
   0.7   55.9
   0.6   65.2
   0.5   78.2 ←急激に薄くなる
   0.4   97.8
   0.3   130.3
   0.2   195.5

▼上記のグラフ 逆数だから双曲線になるのかな。ストローク少ない方は調整の微妙な良くない特性ですね。
イメージ 1


上記計算値より、ストロークが0.7mm、混合比56を越える頃より急激にオイルが薄くなることが分ります。
グラフのカーブや、混合比のデータを考慮すると、ストローク1.0mm、混合比40辺りをアクセル全閉時にセットすると、コーナー侵入時のアクセル全閉、急減速時も多目のオイル吐出が得られます。
明日12日以降、最小ストロークを1.0mmにセットして走行して見る事にします。
※ストロークは、キックを回して、プランジャが最も出た所での、アクセルプーリーにあるストッパ(突起)とロッドの大きなワッシャとの寸法の事を指します。
すなわちアクセル全閉時、標準ストローク0.2mmのセット値を0.8mmのワッシャを追加してストローク1.0mmにします。

※上のグラフからも分るように、微妙、微小な調整ですが絶対に最小ストロークを0.2以下にしてはいけません。限りなく吐出がゼロになりますので、焼き付きの危険性が増します。
待ち乗りもするのであれば多少オイル消費は増えますが、最小ストロークを0.4~0.5にしておけばピストン磨耗も少なく耐焼付き性もかなり改善される事と思います。

また微妙、デリケートな構造上、ゴミ、砂等の付着には非常に弱いので、異物の進入の無い様にし、定期的に綺麗にエアブロー等した方が良いです。
微妙な調整ですので、よく分らない場合は焼付きの可能性がありますのでここで問合わせ頂くか、または無理にいじらないで下さい。
上記改造は自己責任でお願いします。



オイルポンプのプランジャ部構造
上記ストロークの理解を助けるため、下記にオイルポンプの画像を示します。参考に御覧下さい。
▼オイルポンプ内部 ウォームギア、スパーギアが見える。中にプランジャを駆動するカム山が見える。
中の空洞はプランジャシリンダ部。ここにオイルを吸上げ、吐出する。
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▼プランジャを組み込んで見たところ。プランジャから突き出たロッドがカム山で駆動され、ストロークする。カム山の高さは2.3mm。すなわち最大ストロークはここで決まる。
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▼ポンプケースのプランジャシリンダとギアをカバー側に組み付けた所。この中でプランジャがストロークする。
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▼部品から寸法を取ったウォームギア回り図面。これでギアも作れるが、最大吐出時混合比が17なのでこれ以上濃くする必要はないので、ギアの製作も必要ない。
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ドリブンギア ピン回り追加図 '10/2/11

▼PINはシャフトの面を取ってあるフランジ側で片側だけに組み込みで、材質はSUJ2(軸受鋼)相当と思われる。おそらくHRC60程度で、ニードルベアリングのローラーが使用できる。
ギアは反時計方向に回転で、ギアの切り欠き形状の組み込み方向に注意。
回転方向は下記記事を参照のこと。
 350ENG-#3/2.固着オイルポンプOH ~構造解析編~
別途詳細記事を作成予定。
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シャフトとドリブンギアとの組付け関係
▼駆動ピンの取り付け位置に注意。
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▼ピンははまり込んでいるだけで軽く抜ける。
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▼ギアとシャフトとの組み付け。
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8 350エンジン#3用クランクケースクリーニング

8 350エンジン#3用クランクケースクリーニング


今年2月に、落札したクランクケースの破損した350エンジン用に、クランクケース単品を落札しました。


外観、ミッション内部は綺麗だったものの、クランクケース内部は汚れて汚い状況でした。
梱包を解いたあと、クランク回りだけ、綺麗に掃除してみました。
相手はアルミですから真鍮ブラシを使って、CRC、洗浄剤を使ってゴシゴシ擦ります。

▼こんな感じで綺麗になりそうです。
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▼もうちょっと綺麗に磨かなくてはいけません。なんとか使えそうでよかったです。
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ケース外回りはガラスビーズショットでしょうね。
サンドブラストを入手したら処理して見たいと思います。


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